路傍(読み)ロボウ

精選版 日本国語大辞典 「路傍」の意味・読み・例文・類語

ろ‐ぼう‥バウ【路傍】

  1. 〘 名詞 〙 みちのほとり。みちばた。
    1. [初出の実例]「其行幸路傍百姓窮困者賑恤」(出典:延喜式(927)一一)
    2. [その他の文献]〔劉楨‐公讌詩〕

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普及版 字通 「路傍」の読み・字形・画数・意味

【路傍】ろぼう(ばう)

道ばた。宋・劉敞〔江西道中〕詩 (つね)に(あざけ)る、介甫(王安石)の新法を行ふを 常に恨む、歐(陽脩)の書を讀まざるを す、劉の今已(や)んぬるを 路傍の喬木、日に(せうそ)なり

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