朧富士(読み)おぼろふじ

精選版 日本国語大辞典 「朧富士」の意味・読み・例文・類語

おぼろ‐ふじ【朧富士】

  1. 〘 名詞 〙 男がかぶる大きな編笠一つ。頂きの平らな形を、富士山頂が霞でおぼろになっていると見立てて付けた名。
    1. [初出の実例]「朧富士(オボロフジ)といふ大編笠ゆたかに着て」(出典浮世草子傾城色三味線(1701)大坂)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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