木下寂善(読み)キノシタ ジャクゼン

20世紀日本人名事典 「木下寂善」の解説

木下 寂善
キノシタ ジャクゼン

明治〜昭和期の僧侶 元・天台宗総務



生年
明治9年(1876年)

没年
昭和17(1942)年7月23日

出生地
福井県今庄村

別名
号=霊堂

学歴〔年〕
天台宗大学卒,京都法政大学卒

経歴
京都妙法院・村田寂純門跡について修業。大正4年天台宗庶務部長となり、宗会議長、教学部長、総務などを経て昭和7年京都東山大仏方広寺兼嵯峨二尊院住職の後、大阪市の古刹四天王寺住職選挙に当選、同寺五重塔復興に尽力した。その間、仏教連合会幹事、京都裁判所の借地借家調停委員なども務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「木下寂善」の解説

木下寂善 きのした-じゃくぜん

1876-1942 大正-昭和時代前期の僧。
明治9年生まれ。京都妙法院の村田寂順師事。天台宗宗会議長,教学部長などをつとめる。京都方広寺住職兼二尊院住職から大阪四天王寺住職となり,五重塔の復興などにつくした。昭和17年7月23日死去。67歳。福井県出身。天台宗大卒。号は霊堂。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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