村田寂順(読み)むらた じゃくじゅん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「村田寂順」の解説

村田寂順 むらた-じゃくじゅん

1838-1905 幕末-明治時代の僧。
天保(てんぽう)9年7月26日生まれ。出雲(いずも)(島根県)の人。天台宗。出雲鰐淵(がくえん)寺の住職。慶応4年(1868)神仏分離令による比叡(ひえい)山の危機に際し,太政官に建言して神仏一体を論じた。明治14年善光寺大勧進となり,29年天台座主にのぼる。明治38年10月29日死去。68歳。字(あざな)は慈修。号は恋西子。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む