木下広次(読み)きのしたひろじ

精選版 日本国語大辞典 「木下広次」の意味・読み・例文・類語

きのした‐ひろじ【木下広次】

  1. 法学者。法博。熊本藩出身。大学南校に学び、フランス留学。帰国後、東京帝国大学教授、貴族院議員、京都帝国大学総長(初代)を歴任嘉永四~明治四三年(一八五一‐一九一〇

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「木下広次」の解説

木下広次 きのした-ひろじ

1851-1910 明治時代の法学者,教育家
嘉永(かえい)4年1月生まれ。熊本藩儒官木下犀潭(さいたん)の4男。大学南校,司法省明法寮をへてフランスに留学し,明治12年パリ大を卒業。東京大学教授,第一高等中学校校長,文部省専門学務局長などをへて,30年京都帝大初代総長となった。貴族院議員。明治43年8月22日死去。60歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android