木崎愛吉(読み)キザキ アイキチ

20世紀日本人名事典 「木崎愛吉」の解説

木崎 愛吉
キザキ アイキチ

明治〜昭和期の金石文研究家,近世文学研究家,新聞記者



生年
慶応1年11月21日(1866年)

没年
昭和19(1944)年6月24日

出生地
大阪

別名
号=木崎 好尚(キザキ コウショウ)

主な受賞名〔年〕
帝国学士院賞〔大正13年〕「大日本金石史」

経歴
明治24年「なにはがた」を創刊。26年大阪朝日新聞社に入り、大正3年まで勤めた。退社後、金石文の研究に打ち込み晩年頼山陽、田能村竹田ら近世文人の研究にも従事した。編著書に「大日本金石史」(全5巻)「摂河泉金石文」「大阪金石史」「頼山陽全書」(全8巻)「大風流田能村竹田」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「木崎愛吉」の解説

木崎愛吉 きざき-あいきち

1866*-1944 明治-昭和時代前期の新聞記者,歴史家
慶応元年11月21日生まれ。明治26年大阪朝日新聞社に入社。大正3年に退社して金石文研究に専念し,編著「大日本金石史」で13年学士院賞。頼山陽ら近世文人の研究でも知られる。昭和19年6月24日死去。80歳。大坂出身。号は好尚。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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