木戸新村(読み)きどしんむら

日本歴史地名大系 「木戸新村」の解説

木戸新村
きどしんむら

[現在地名]洲本市新村しんむら

池之内いけのうち村の西、北東流する洲本川支流樋戸野ひどの川上流域にある。北西大野おおの村。三原みはら郡に属する。木戸原の地を正保四年(一六四七)に開発したといい(味地草)、木戸之内新村・新村とも称した。正保国絵図に木戸新村とみえ、高八〇石余、新田とある。天保郷帳では高一三石余。元禄五年(一六九二)には物部組に属し(「庄屋組及庄屋名簿」岩村家文書)、近世後期には中筋組に属した(堅磐草)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android