最新 地学事典 「木曽駒花崗岩」の解説
きそこまかこうがん
木曽駒花崗岩
Kisokoma granite
木曽駒ヶ岳と木曽川沿いの倉本~三留野付近に分布する新期領家花崗岩。中粒普通角閃石─黒雲母花崗閃緑岩で,小型の苦鉄質包有物が多い。ごく弱い有色鉱物の配列があり,木曽駒ヶ岳の岩体は,きのこ形のプルトンをなす。木曽川流域のものは斑状組織をもつものがある。領家変成岩と伊奈川花崗岩に貫入,幅800~1,000mの接触変成帯を形成。k-Arホルンブレンド年代は71〜66Ma,K-Ar黒雲母年代は64〜54Ma。柴田秀賢(1954)命名。
執筆者:柚原 雅樹・山田 哲雄・土屋 篁
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

