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接触変成帯 セッショクヘンセイタイ

百科事典マイペディアの解説

接触変成帯【せっしょくへんせいたい】

接触変成作用の及んでいる範囲。大きな花コウ岩バソリスのまわりでは1〜2kmに及ぶが,小火成岩体のまわりでは数cmのこともある。内側ではホルンフェルス,外側では変成度が低く黒雲母の小晶の集合をもつ点紋粘板岩ができる。

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岩石学辞典の解説

接触変成帯

aureole: 火成岩の貫入した周囲の変成作用または鉱化作用の帯状の地域.この部分はもとはフンボルト(Humboldt)によって花崗岩の周辺部(penumbra of granite)とよばれていた.aureoleという語は最初はブッフにより,後にエリー・ド・ボウモンによって,花崗岩貫入体の周囲の鉱化作用の集中するzoneに特定して使われた[Buch : 1831, Elie de Beaumont : 1847].フランスや英国ではaureoleは一般に変成ゾーンに使用されるが,ロシアでは地球化学的に分散した模様の一次的,二次的のどちらにも使用している.米国ではロシア語のaureoleをhaloと訳している.接触変成域(metamorphic aureole)[Rastall : 1910, Lake & Rastall : 1910, Harker : 1932].
contact aureole: 貫入岩体の周辺で接触変成作用を受けた地域,貫入岩を取り巻いて高温と低温の地域が区別できる場合にはそれぞれ内側帯,外側帯とよぶ.接触変成帯の幅は一般に数mから数kmに及ぶが,貫入岩体と直接する部分では非常に狭い数cmの範囲でさらに接触変成作用の著しい場合がある[鈴木 : 1954].aureoleと同義.都城および久城はaureoleを変成帯としているが,一方,同じ文献で変成帯単独にはmetamorphic beltsとしている.
contact zone: 火成岩岩体の貫入に隣接して,または貫入の結果起こる変成作用の帯.日本語の訳は不統一で,aureole, contact aureole, contact zoneなどすべて接触変成帯として同じ意味で,火成岩の貫入により接触変成作用を受けた区域に使用されている.

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大辞林 第三版の解説

せっしょくへんせいたい【接触変成帯】

接触変成作用の及んでいる範囲。

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