日本歴史地名大系 「木曾旧記録」の解説 木曾旧記録きそきゆうきろく 六巻 国見正武著成立 嘉永四年分類 史誌原本 未詳写本 徳川林政史研究所・東京大学史料編纂所解説 木曾志略・木曾古道記・木曾伝記等に著された事項は殊更に省略してそれに譲り、以外の事柄に力を注ぎ記す。前半は木曾義元の木曾還住、義元・義在の事績、義康・義昌・義徳の事績は木曾谷中残存の諸家文書を掲げて記す。次いで山村家歴代良道・良利・良候・良勝・良安・良豊の事績の考証、木曾谷尾張藩所属と山村道勇(良候)支配の経緯、木曾年貢・地方支配と材木伐出し及び白木年貢、福島関の取締と助郷、木曾閑道と関所番等につき詳記し、近世の木曾を知る良書。活字本 新編信濃史料叢書第一巻 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報