木村忠若(読み)キムラ タダワカ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「木村忠若」の解説

木村 忠若
キムラ タダワカ


職業
浪曲師

本名
斉藤 昇

生年月日
明治44年 7月29日

出生地
東京・台東区

経歴
奉公先を転々としたのち、昭和7年2月21歳で木村友忠に入門。同年3月「五郎正宗」を読んで初舞台を踏む。10年開盛座で看板披露。戦後地方で活躍、行く先々で評判を得る。やがて上京して42年国際劇場に出演。純粋な関東節が持ち味だった。得意な演題に「阿部川の血煙」「天保六花撰」「原敬」などがある。

没年月日
昭和62年 4月12日 (1987年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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