木村 貞子(読み)キムラ サダコ

20世紀日本人名事典 「木村 貞子」の解説

木村 貞子
キムラ サダコ

明治・大正期の教育家 華族女学校教授;梅花女塾創設者。



生年
安政3年8月21日(1856年)

没年
大正15(1926)年5月10日

出生地
江戸・下谷根岸(東京都台東区)

学歴〔年〕
女子師範学校(後の東京女高師、現・お茶の水女子大学)〔明治13年〕卒

経歴
父親は幕臣。栃木県足利小学校附属女学寮長となり、女子中学教諭となる。明治15年帰京後、麴町女子小学校長、19年華族女学校教師となり、助教授を経て、34年教授に就任。かたわら家事専門女学院を開設。また、20年同僚の石井筆子らと大日本婦人教育会を結成。39年華族女学校の廃止により退官。のち梅花女塾、済美会を開いて不良少女を収容し、その教化善導に尽力した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「木村 貞子」の解説

木村 貞子 (きむら さだこ)

生年月日:1856年8月21日
明治時代;大正時代教育者。華族女学校教授
1926年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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