木根柵指村(読み)きねたなさしむら

日本歴史地名大系 「木根柵指村」の解説

木根柵指村
きねたなさしむら

[現在地名]森町三倉みくら

上野平うえのたいら村の北西地獄じごく沢西岸の山地にある。北の嶺線にはく(六五七・九メートル)がある。豊田とよだ郡に属し、三倉郷一四ヵ村の一。正保郷帳には記載がなく、元禄郷帳に村名がみえ高二一石余。国立史料館本元禄郷帳では幕府領。旧高旧領取調帳では高・領主とも同じ。「遠淡海地志」では家数六で、木根にはなく柵指ばかりにあると記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android