木沢新田(読み)きざわしんでん

日本歴史地名大系 「木沢新田」の解説

木沢新田
きざわしんでん

[現在地名]水戸市吉沢よしざわ

東茨城台地の中央部に位置し、陸前浜りくぜんはま街道に沿う村。東は千束原せんぞくはらの台地、北は吉田よしだ村。「水府志料」に「古しへ吉田の地を開墾して、喜左衛門新田と云ふ。寛永十八のとし、木沢新田と称す」とある。寛文三年(一六六三)開基帳(彰考館蔵)に「木沢新田」とみえる。「水府地理温故録」に「家数弐拾五六軒、惣人別百有余、馬数拾弐三疋有りといふ」とあり、「水府志料」によると戸数およそ二四。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む