木綿鬘(読み)ユウカズラ

大辞林 第三版の解説

ゆうかずら【木綿鬘】

木綿ゆうで作ったかずら。物忌みのしるしとして神事に用いた。 神祇官一人中頭に在り。当色-を著る/延喜式 践祚大嘗祭
山にかかる雲などをに見立てた語。 住の江の松に夜深くおく霜は神のかけたる-かも/源氏 若菜下

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精選版 日本国語大辞典の解説

ゆう‐かずら ゆふかづら【木綿鬘】

〘名〙
① 物忌(ものいみ)の標識として頭部にかける木綿でつくった鬘。楮(こうぞ)の皮をはぎ、その繊維を蒸して水に浸し、白くさらした糸を冠や榊(さかき)などにかけたもの。中古ごろ、神事などに用いられた。
※延喜式(927)五「著木綿鬘。参入斎殿。遙拝太神
② 明け方の雲をたとえていう語。
※雲葉(1253‐54頃)春上「あめにさす豊をか姫のゆふかづらかけて霞める天のかぐ山〈後鳥羽院〉」

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