木虱(読み)キジラミ

デジタル大辞泉 「木虱」の意味・読み・例文・類語

き‐じらみ【木×虱】

半翅はんし目キジラミ科の昆虫総称体長2~4ミリ。体形セミに似て、透明のはねをもち、前翅楕円形。後脚がよく発達し、跳ねる。草木の茎・葉に群生して液を吸う。ナシキジラミ・クワキジラミなど。

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精選版 日本国語大辞典 「木虱」の意味・読み・例文・類語

き‐じらみ【木虱】

  1. 〘 名詞 〙 カメムシ(半翅)目キジラミ科の小昆虫の総称。体長一~四ミリメートルのセミ形の昆虫で、体色は種類によって茶、緑、紅、黒などがある。樹木に寄生し、樹液を吸う害虫リンゴにつくクロリンゴキジラミ、クワにつくクワキジラミなど日本に約一二〇種が分布する。

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