最新 地学事典 「未固結変形」の解説
みこけつへんけい
未固結変形
soft-sediment deformation
堆積物は堆積後まもない期間,また長時間経ても間隙水が維持されるか増大するような条件下では未固結~半固結の状態にある。このような状態で多様な要因が働き,初生的な構造が改変されたり,新しい構造がつくられたりすること。未固結時変形とも。変形機構としては重力の作用下でのチクソトロピー・液状化・流動化(fluidization)などの流体化(liquidization)現象によるものが多いが,延性変形や脆性変形によるものもある。未固結変形では堆積物を構成する砕屑粒子間の基質部で流動が起こり,粒子は変形しない。
執筆者:鈴木 博之
参照項目:未固結時変形構造
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

