末のたずき(読み)すえのたずき

精選版 日本国語大辞典 「末のたずき」の意味・読み・例文・類語

すえ【末】 の=たずき[=たつき]

  1. ( 「たずき」は始末方法 ) 将来の身の振り方。今後の身の処置。今後の生計
    1. [初出の実例]「梓弓末乃多頭吉(すゑノタヅキ)は知らねども心は君によりにしものを」(出典万葉集(8C後)一二・二九八五(或本歌))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android