末の秋(読み)すえのあき

精選版 日本国語大辞典 「末の秋」の意味・読み・例文・類語

すえ【末】 の 秋(あき)

  1. 秋の終わり。晩秋。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「年有一秋秋有三、就中季白(すゑのあき)意難堪」(出典菅家文草(900頃)六・九日後朝同賦秋深)
    2. 「雪に似て寒ふはあれと窓の月〈嵐山〉 捨扶持囉(もら)ふ末の秋かな〈蕪村〉」(出典:俳諧・此ほとり(1773)一夜四唫の巻)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android