末期の水(読み)マツゴノミズ

デジタル大辞泉 「末期の水」の意味・読み・例文・類語

まつご‐の‐みず〔‐みづ〕【末期の水】

臨終の際に、その人の口にふくませる水。死に水。
[類語]死に水

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精選版 日本国語大辞典 「末期の水」の意味・読み・例文・類語

まつご【末期】 の 水(みず)

  1. 人の死にぎわに口にふくませる水。しにみず。
    1. [初出の実例]「いままいらするこのみづは、おなじめいどにをはします、しげうぢさまの、まつこのみつで御ざあるぞ」(出典:説経節・説経苅萱(1631)下)

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葬儀辞典 「末期の水」の解説

末期の水

死に際、あるいは亡くなったばかりの人の口に人生最後の水をふくませます。新しい脱脂綿あるいはガーゼ割り箸の先に固定させたものや、新しい筆先に水を含ませて、口を潤します。

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