20世紀日本人名事典 「末次梧郎」の解説 末次 梧郎スエツグ ゴロウ 大正・昭和期の司法官 大阪控訴院思想係検事。 生年明治25(1892)年 没年昭和10(1935)年12月19日 出生地佐賀県 学歴〔年〕東京帝大法科〔大正6年〕卒 経歴大正8年検事となり、神戸地方検事局、大阪地方検事局を経て、昭和2年大阪控訴院検事に就任。島徳蔵の証券取引所違法事件、松島遊廓疑獄事件などで活躍。のち思想係検事を務め、共産党員を検挙した。10年満州国思想犯罪情況視察のため満州に渡り、1ヶ月後に帰国したが、満州でチフスに罹ったのが原因で、同年12月没した。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「末次梧郎」の解説 末次梧郎 すえつぐ-ごろう 1892-1935 大正-昭和時代前期の司法官。明治25年生まれ。大正8年検事となり,大阪地方検事局をへて,昭和2年大阪控訴院検事。島徳蔵の証券取引所違法事件,松島遊廓疑獄事件などで活躍。のち思想係検事をつとめた。昭和10年12月19日死去。44歳。佐賀県出身。東京帝大卒。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by