末次町(読み)すえつぐちよう

日本歴史地名大系 「末次町」の解説

末次町
すえつぐちよう

[現在地名]松江市末次町

町の西に位置する町人町北東片原かたはら町、北は京橋きようばしを挟んで内中原うちなかばら町、西は四十間しじつけん堀を挟んで中原町、南は宍道湖に臨む。京橋川には筋違すじかい橋が架かる。堀尾時代城下図によると当町西部に籠屋(牢屋)と牢番のものと思われる屋敷があるが、延享城下図ではすべて町屋となっている。藩政期の末次家屋敷台帳(松江市誌)では家数四三、ほかに末次町および中原町内の中原百姓なかばらひやくしよう町・百姓町・中原土手なかばらどて町として家数八六。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android