末谷口村(読み)すえたにぐちむら

日本歴史地名大系 「末谷口村」の解説

末谷口村
すえたにぐちむら

[現在地名]立山町末谷口・谷口

栃津とちづ川の右岸高位段丘崖下に位置し、西は鋳物師沢新いものしざわしん村、北は米道よねみち村。岩峅寺いわくらじ道が通る。すえ庄末三ヵ村の一つで、初め谷口村と称した。村名は末庄の谷口にあたることに由来するといわれ、東谷ひがしたにの谷口村と区別するために末と冠したともいう。正保郷帳に谷口村とみえ、高三〇二石余、田方一九町一反余・畑方一町。寛文一〇年(一六七〇)の村御印では末谷口村として草高三三九石、免五ツ二歩、小物成は山役六二匁(三箇国高物成帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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