本八丁堀三丁目(読み)ほんはつちようぼりさんちようめ

日本歴史地名大系 「本八丁堀三丁目」の解説

本八丁堀三丁目
ほんはつちようぼりさんちようめ

[現在地名]中央区八丁堀四丁目

本八丁堀二丁目の東に続き、八丁堀北岸に沿った片側町。北は南八丁堀五丁目代地・武家地長沢ながさわ町。安永三年小間附町鑑によれば京間六三間一尺五寸。公役金を納める。元禄一一年(一六九八)の上野寛永寺根本中堂造営に際し、用材調達を一手に請負って巨利を得たという豪商紀伊国屋文左衛門の本宅は当町のほぼ全域を占めていたという(江戸真砂六十帖)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む