本品(読み)ほんぴん

精選版 日本国語大辞典 「本品」の意味・読み・例文・類語

ほん‐ぴん【本品】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 景品などに対して本体の品。かんじんの品物
    1. [初出の実例]「彼等は本品を措いて景品ばかり欲しがる」(出典:思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉六)
  3. 話題にしている、この品。
  4. 最上等のもの。
    1. [初出の実例]「凡娼婦有三品称。〈略〉淡粧剃眉。如巳嫁一レ人者。為本品」(出典:鴨東四時雑詞(1816))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android