本国織(読み)ほんこくおり

精選版 日本国語大辞典 「本国織」の意味・読み・例文・類語

ほんこく‐おり【本国織】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ほんごくおり」とも ) 日本製の婦人帯地用の織物江戸時代元祿一六八八‐一七〇四)頃から明治三〇年(一八九七)ぐらいまでの呼称で、当時、帯地は中国製のものが上質とされ、それに対していわれた。本国
    1. [初出の実例]「御納戸天鵞絨(びらうど)と本国織(ホンゴクオリ)の、腹合せの平ぐけ」(出典人情本・春色恵の花(1836)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む