本国織(読み)ほんこくおり

精選版 日本国語大辞典 「本国織」の意味・読み・例文・類語

ほんこく‐おり【本国織】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ほんごくおり」とも ) 日本製の婦人帯地用の織物江戸時代元祿一六八八‐一七〇四)頃から明治三〇年(一八九七)ぐらいまでの呼称で、当時、帯地は中国製のものが上質とされ、それに対していわれた。本国
    1. [初出の実例]「御納戸天鵞絨(びらうど)と本国織(ホンゴクオリ)の、腹合せの平ぐけ」(出典人情本・春色恵の花(1836)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む