日本歴史地名大系 「本太村」の解説 本太村もとぶとむら 埼玉県:浦和市本太村[現在地名]浦和市本太一―五丁目・前地(まえじ)一―三丁目・元町(もとちよう)一―三丁目・東岸町(ひがしきしまち)・東高砂町(ひがしたかさごちよう)・東仲町(ひがしなかちよう)浦和町・岸(きし)村の東に位置し、南北に長い村。元太村とも書く(「風土記稿」・旧高旧領取調帳)。田園簿では田四二〇石余・畑二二〇石余で、幕府領。国立史料館本元禄郷帳、幕末の改革組合取調書および旧高旧領取調帳ではいずれも幕府領。「風土記稿」は一時期川越藩領になったとの伝えを記すが不詳。検地は貞享五年(一六八八)に行われ(同年「検地帳」石井家文書)、明和五年(一七六八)には新田検地が行われたという(風土記稿)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by