本山・末寺(読み)ほんざんまつじ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「本山・末寺」の意味・わかりやすい解説

本山・末寺
ほんざんまつじ

一宗一派の長たる仏教寺院本山本寺)といい、これに従属する諸寺院を末寺という。江戸幕府は、全国の諸寺院を宗派ごとに本山に統轄させる本末制度確立、寺院を支配した。

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旺文社日本史事典 三訂版 「本山・末寺」の解説

本山・末寺
ほんざん・まつじ

仏教の一宗派の根本道場を本山または本寺といい,これに属する寺院を末寺という
平安初期から用いられたが,特に江戸時代には幕府の寺院統制策として制度化され,本山の末寺に対する支配強化がはかられた。

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