本島等長崎市長銃撃事件

共同通信ニュース用語解説 「本島等長崎市長銃撃事件」の解説

本島等長崎市長銃撃事件

本島等もとじま・ひとし長崎市長銃撃事件 本島等長崎市長が1988年12月7日、市議会で自身の軍隊生活を踏まえて「(昭和)天皇の戦争責任はあると思う」と発言した。当初身辺警護が付いていたが、警護が解かれた後の90年1月18日、発言に反発した右翼団体「正気せいき塾」幹部の男が市役所の玄関口で、短銃で撃って約1カ月の重傷を負わせた。しかし本島氏は事件後も発言を撤回しなかった。長崎地裁は殺人未遂罪などで男に懲役12年の判決を言い渡した。男は控訴したが棄却され判決は確定。本島氏は95年4月の市長選で5選を目指して出馬したが落選した。

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