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本島 ほんじま

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

本島
ほんじま

香川県北西部,塩飽諸島の中心をなす島。丸亀市に属する。最高点は 204m。花崗岩類に雲母片岩石英斑岩,讃岐岩質安山岩などをはさみ,岩質のもろいところに谷や湾がある。古代から海運が盛んで,かつて塩飽諸島の自治を行なった塩飽勤番所跡 (史跡) が南岸の泊に残っている。ほかにも伝統的建造物保存地区指定の笠島集落,農村歌舞伎「千歳座」の舞台,正覚院などの古刹がある。農業,沿岸漁業,塩田跡地利用の養殖漁業を行う。近年,離島者が増加。泊は島の中心地で,丸亀港と下津井港 (岡山県) を結ぶフェリーが寄港する。面積 6.74km2。人口 768 (2000) 。

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デジタル大辞泉の解説

ほん‐とう〔‐タウ〕【本島】

群島や列島の中で、中心となる島。「沖縄本島
この島。

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世界大百科事典 第2版の解説

ほんじま【本島】

香川県北西部,瀬戸内海塩飽(しわく)諸島の中心の島。丸亀市に属する。面積6.74km2,人口870(1995)。南西部に最高点(204m)がある。塩飽人名(にんみよう)制の役所である勤番所(史)が現存し,織田信長豊臣秀吉徳川家康朱印状が保存されている。650人の人名の自治制は実際は宮本家など一部の年寄の合議で行われた。島内には人名にかかわる遺跡が多い。丸亀~下津井間のフェリーの寄航地で,海水浴場としてもにぎわう。

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大辞林 第三版の解説

ほんとう【本島】

[1][0] 列島・群島の中でおもな島。 「沖縄-」
[1] 今、話題にしている、この島。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

本島
ほんじま

香川県西部、備讃(びさん)瀬戸に浮かぶ塩飽(しわく)諸島の中心をなす島。丸亀(まるがめ)市に属す。面積6.77平方キロメートル。南岸の泊(とまり)港へ丸亀、児島(岡山県)両港からの定期船便がある。歴史上重要な塩飽七島の一つで、中世には塩飽水軍が活躍し、その功績によって豊臣(とよとみ)秀吉や徳川家康は、人名(にんみょう)とよばれる自治制度を認める朱印状を650人の船方に与えた。人名から選ばれた年寄4人が本島の勤番所で政務をとった。勤番所跡は修復され、国の史跡に指定されている。また朱印状も保存されている。北東部にある笠島の集落は瀬戸内の港町の様子を伝え、国の伝統的建造物群保存地区に選定されている。このほか、島内には史跡や文化財が多い。正覚(しょうかく)院は天平(てんぴょう)年間(729~749)に創建された古刹(こさつ)で、聖観音(しょうかんのん)像、不動明王像など国指定重要文化財も多い。自給的農業のほか、クルマエビの養殖も行われる。瀬戸大橋開通に伴う観光開発も進んでいる。過疎化が著しく、空き家が目だつ集落も多い。人口607(2009)。[坂口良昭]

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世界大百科事典内の本島の言及

【塩飽諸島】より

…〈しあくしょとう〉とも呼ぶ。おもな島は塩飽七島と呼ばれる本島(ほんじま),広島,牛島,手島(以上丸亀市),櫃石(ひついし)島,与島(坂出市),高見島(多度津町)である。古来,内海の水運の拠点であった。…

※「本島」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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