日本歴史地名大系 「本所緑町一丁目」の解説 本所緑町一丁目ほんじよみどりちよういつちようめ 東京都：墨田区旧本所区地区本所緑町一丁目[現在地名]墨田区緑（みどり）一丁目本所相生（ほんじよあいおい）町五丁目の東に続く片側町。南は竪（たて）川に面し、対岸は本所林（ほんじよはやし）町二丁目、北は武家地。元禄元年（一六八八）浅草天王（あさくさてんのう）町（現台東区）東側の地が浅草御米蔵（現同上）の火除地として上地となり、代地が明地であった当地で与えられた。その際にもとの坪数が倍増されている。享保七年（一七二二）以後公役銀を上納した。町名は相生町と同様に祝詞の意から名付けられた。また竪川に架かる二之（にの）橋（二ッ目橋）に近いことから二ッ目（ふたつめ）と俗称された。町内間数は東西表間口が京間五五間余、南北裏行が二〇間余。竪川に沿って間口六〇間余・河岸行八間の河岸地を有した。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
