日本大百科全書(ニッポニカ) 「本田彗星」の意味・わかりやすい解説 本田彗星ほんだすいせい 岡山県倉敷市の天体観測者、本田実(みのる)(1913―1990)の発見した彗星。本田は日本で最初に計画的な彗星捜索を試み、1940年(昭和15)以来、12個の彗星を発見して、アマチュア天文家のなかに彗星発見の伝統を築いた。12個のうちの5個(1947Ⅹ、1955Ⅴ、1962Ⅳ、1968Ⅵ・Ⅸ)は本田が1人で発見したもので本田彗星という。残りはほかにも独立発見者がいて、連名でよばれる。[斉藤馨児][参照項目] | 彗星 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例