本田実(読み)ホンダ ミノル

20世紀日本人名事典 「本田実」の解説

本田 実
ホンダ ミノル

昭和期のアマチュア天文家 元・倉敷天文台長。



生年
大正2(1913)年2月26日

没年
平成2(1990)年8月26日

出生地
鳥取県八頭郡八東町

学歴〔年〕
八東尋常高小卒

主な受賞名〔年〕
フランス天文学会100周年記念賞〔昭和62年〕

経歴
農業の傍ら独学天体観測をはじめ、昭和12年黄道光天文台(福山市)に入所、15年岡林滋樹と共に岡林・本田彗星を発見。16年倉敷天文台に移り、22年には単独彗星を発見。以来見つけた星は彗星12個、新星11個にのぼる。また保育園若竹の園」園長もつとめ、“星の王子様”と呼ばれた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「本田実」の解説

本田実 ほんだ-みのる

1913-1990 昭和時代の天文家。
大正2年2月26日生まれ。独学で天体観測をまなぶ。昭和16年民間の倉敷天文台につとめ,のち台長。生涯彗星(すいせい)探しに専念し,名前がつけられた本田彗星をはじめ12個の彗星,11個の新星を発見した。60年吉川英治文化賞。62年世界を代表するアマチュア天文家12人のひとりにえらばれた。平成2年8月26日死去。77歳。鳥取県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「本田実」の解説

本田 実 (ほんだ みのる)

生年月日:1913年2月26日
昭和時代のアマチュア天文家。倉敷天文台長;保育園「若竹の園」園長
1990年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android