本郷荒井村
ほんごうあらいむら
[現在地名]福井市西荒井町
丹生山地の北部、七瀬川が北から東へと流れを変える上流域の谷間にある。慶長一一年(一六〇六)頃の越前国絵図には「荒井村」と記し、高二二六・六八石。正保郷帳によれば田方九〇石・畠方一三六石余。元禄郷帳以降、本郷荒井村となる。福井藩領。明治初期、西荒井村と改称した。
当地にある真宗大谷派常照寺は、もと加戸村(現坂井郡三国町)の高田専修寺派本流院末で浄円坊と称した(一身田専修寺文書)。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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