本須賀村(読み)もとすかむら

日本歴史地名大系 「本須賀村」の解説

本須賀村
もとすかむら

[現在地名]成東町本須賀

井之内いのうち村の南西作田さくだ川左岸の河口付近に位置する。文禄三年(一五九四)の上総国村高帳に村名がみえ、高八〇〇石。寛文八年(一六六八)の鷹場五郷組合帳では作田組に属し、旗本新庄・小野・権太・中山・秋山領。寛政五年(一七九三)の上総国村高帳では高九八五石余、家数一八五、秋山領が酒井領に変わっている。旧高旧領取調帳では幕府領が加わっている。地引網業が享保期(一七一六―三六)頃より行われており、文政―天保(一八一八―四四)期に網主は三軒あった(成東町史)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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