札幌独立キリスト教会(読み)さつぽろどくりつきりすときようかい

日本歴史地名大系 「札幌独立キリスト教会」の解説

札幌独立キリスト教会
さつぽろどくりつきりすときようかい

[現在地名]中央区大通西二二丁目

法人名は札幌独立基督教会。明治一四年(一八八一)に札幌バンドの札幌農学校卒業生たちが、教会建設を計画し、同一五年にどの教団会派にも所属しない札幌基督教会を設立したのが始まり。当初は南二条西六丁目にあった旧開拓使吏員の官舎を利用したので白官邸の教会とよばれた。同一八年に南三条西六丁目に教会(アカシアの教会)を建築して移転。同三二年一〇月に教会設立の認可を受け、同三三年二月に札幌独立基督教会と改称した。大正一一年(一九二二)六月大通西おおどおりにし七丁目にクラーク記念会堂を建設して移り、昭和一七年(一九四二)に札幌大通基督教会と改称。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android