朱硯(読み)しゅすずり

精選版 日本国語大辞典 「朱硯」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐すずり【朱硯】

  1. 〘 名詞 〙 朱墨をする硯。
    1. [初出の実例]「堺は春の海か宝しや〈西鶴〉 朱硯や座か極まって朝霞〈友雪〉」(出典:俳諧・両吟一日千句(1679)第三)

しゅ‐けん【朱硯】

  1. 〘 名詞 〙 朱墨をする硯(すずり)。しゅすずり。〔米芾‐硯史〕

朱硯の補助注記

名物六帖‐器財箋」に「朱硯 シュスズリ」とある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android