机古墳(読み)つくえこふん

日本歴史地名大系 「机古墳」の解説

机古墳
つくえこふん

[現在地名]吾妻町岩下

吾妻川の中流北岸の段丘上に築造された古墳。対岸三島の四戸みしまのしど古墳群とともに山間部の最奥部に形成されたものである。昭和四〇年(一九六五)に埋葬施設が発見され発掘調査が実施された。調査前も明瞭なマウンドは認められず、あるいは埋葬施設のみで墳丘を有さないものとも考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android