杉江重英(読み)スギエ シゲヒデ

20世紀日本人名事典 「杉江重英」の解説

杉江 重英
スギエ シゲヒデ

大正・昭和期の詩人



生年
明治30(1897)年

没年
昭和31(1956)年

出生地
富山市

学歴〔年〕
早稲田大学英文科卒

経歴
大正9年瀬川重礼、宮崎孝政らと詩誌「森林」を創刊、編集代表者として活躍。その後「冬の日」も編集発行。詩集に「夢の中の街」(大15年)「骨」(昭5年)「雲と人」(7年)「新世界」(8年)ある。初期の詩には萩原朔太郎投影が見られるが、第二詩集の「骨」には乾いたニヒリズム底流にある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む