李勺光(読み)り しゃくこう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「李勺光」の解説

李勺光 り-しゃくこう

?-? 朝鮮王朝陶工
文禄(ぶんろく)の役の際,豊臣秀吉の命で日本につれてこられ,毛利輝元にあずけられる。慶長9年(1604)毛利氏長門(ながと)(山口県)移封(いほう)にともなって萩にうつり,藩の御用窯をひらいた。萩焼の祖とされる。初代高麗左衛門の兄。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の李勺光の言及

【萩焼】より

…山口県萩市,長門市の窯で焼造される陶器。萩焼は1604年(慶長9)に入府した萩藩主毛利家の御用窯として,萩城下の東郊松本村中之倉(現,萩市椿東)に,朝鮮から帰化した陶工李勺光(りしやくこう)と李敬によって開かれたといわれている。萩焼の名は1638年(寛永15)著の《毛吹草》にみえ,このころには名産となっていた。…

※「李勺光」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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