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李子淵 りしえん(R)I Cha‐yŏn

世界大百科事典 第2版の解説

りしえん【李子淵 (R)I Cha‐yŏn】

1003‐61
朝鮮,高麗政治家。邵城県(仁州)の人。1024年(顕宗15)科挙に合格して以来,順調に昇進して55年(文宗9)には門下侍中すなわち首相となった。政治家としてとりたてていうべき事績はないが,いわゆる仁州李氏繁栄の基礎をきずいた人物として知られる。李子淵の3人の娘が文宗の妃となって以後,仁宗までの7代80余年間にわたり,仁州李氏は王室との姻戚関係を深め,朝廷に大きな影響力を保持し続けたのである。仁州李氏は高麗における代表的な門閥貴族であり,その他に当代の名門として安山金氏,坡平尹氏,海州崔氏,慶州金氏などが知られているが,高麗前期の政治は主として彼ら門閥貴族によって運営されていた。

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