李柱銘(読み)リ・チュウメイ(その他表記)Lee Chu-ming

現代外国人名録2016 「李柱銘」の解説

李 柱銘
リ・チュウメイ
Lee Chu-ming

職業・肩書
政治家,弁護士 元香港立法会議員,元香港民主党主席

国籍
香港

生年月日
1938年6月8日

別名
英語名=リー,マーティン〈Lee,Martin〉

学歴
香港大学〔1960年〕卒,リンカーン大学(ロンドン・法律)

経歴
香港で弁護士活動を続け、香港弁護士会会長を務めた。1985年香港立法会議員に当選。’89年天安門事件に抗議して中国を激しく非難する市民運動を展開したことから、香港基本法の起草委員を除名される。’90年香港初の政党・香港民主同盟を同志とともに結成、主席(党首)を務め、民主化運動のシンボル的存在となる。’91年9月香港初の立法評議会議員直接選挙にトップ当選。’94年匯点(ウェイディム)と合併して民主党を結成し、主席。’95年9月の立法評議会選挙でも民主党は議席を増やす。’97年7月の香港返還後の暫定議会には参加しなかったが、’98年5月の立法議会選挙で当選し、民主党も第一党となった。2002年民主党主席を退任。2008年政界から引退後も香港民主派の重鎮として発言する。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

今日のキーワード

USスチール買収問題

日本製鉄は2023年12月、約141億ドル(約2兆2千億円)で米鉄鋼大手USスチールを完全子会社化する計画を発表した。国内の鉄鋼市場が先細る中、先進国最大の米国市場で、高級鋼材需要を取り込み、競争力...

USスチール買収問題の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android