村山北割村(読み)むらやまきたわりむら

日本歴史地名大系 「村山北割村」の解説

村山北割村
むらやまきたわりむら

[現在地名]高根町村山北割

八ヶ岳南麓、標高七二〇―八五〇メートル付近に位置。南は村山東割村、北は長沢ながさわ村。中世村山郷が慶長年間(一五九六―一六一五)に北・東・西に三分割されたといい、当村は朝日あさひ横森よこもり新居あらい御小路おこうじ八ッ牛やつうし持井もちいの六集落からなる(甲斐国志)。慶長古高帳では高五五八石余、真田隠岐知行。寛文六年(一六六六)検地帳(県立図書館蔵)では高九二〇石、反別は上田五町三反余・中田一九町二反余・下田二〇町一反余・下々田七町六反余、上畑四町一反余・中畑七町七反余・下畑一九町五反余・下々畑五四町七反余、屋敷数一一三。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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