村山田村(読み)むらやまだむら

日本歴史地名大系 「村山田村」の解説

村山田村
むらやまだむら

[現在地名]宗像市村山田・日の里ひのさと五―九丁目、宗像郡福間ふくま町村山田・小竹おだけ若木台わかぎだい一―六丁目

つり川支流八並やつなみ川の中流域に位置する。北西大井おおい村、南東は八並村(現福間町)。古くは村山田・八並、田熊たぐま村のうち平井ひらいなどの数村をすべて村山田郷とよんだという(続風土記拾遺)。小早川時代の指出前之帳では村山田村の田七五町八反余(分米一千二二七石余)・畠五五町余(分大豆二七五石余)。文禄三郡内知行方目録には鞍手くらて郡「むら山田村」が載る。慶長九年(一六〇四)の宗像郡「村山田本村」の検地高一千二四三石余(慶長石高帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android