杞婦(読み)きふ

普及版 字通 「杞婦」の読み・字形・画数・意味

【杞婦】きふ

斉の杞梁の妻。夫の戦死を嘆き、城壁がそのため崩れたという。清・劉鶚〔老残游記、自叙は杞の哭にれ、竹は湘妃(舜の妃)のに染む。(涙竹)此れ力の哭泣なり。

字通「杞」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

関連語 項目

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android