自叙(読み)じじょ

精選版 日本国語大辞典 「自叙」の意味・読み・例文・類語

じ‐じょ【自叙】

〘名〙 自分で自分のことを述べ記すこと。また、そのもの。
※新札往来(1367)下「索語提綱、自叙、拈提、白槌等。事終畢」
ヰタ・セクスアリス(1909)〈森鴎外〉「その情熱の無いものが、奈何に自叙に適せないかといふことは」

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デジタル大辞泉 「自叙」の意味・読み・例文・類語

じ‐じょ【自叙】

[名](スル)自分で自分のことを述べること。「一代記自叙する」

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普及版 字通 「自叙」の読み・字形・画数・意味

【自叙】じじよ

自らのべしるす。〔隋書儒林、劉伝〕人司馬相如・揚子雲(雄)・馬季長(融)・(玄)、皆自ら風(ふうき)を敍(の)べ、を來に傳ふ。余豈に敢て均(ひと)しからんことを先に仰ぎ、笑を從昆に貽(のこ)さんや。

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