杣丁(読み)そまちよう

日本歴史地名大系 「杣丁」の解説

杣丁
そまちよう

[現在地名]会津若松市宮町みやまち

八角やすみ神社の正面から南に向かい、東に折れて中ほどで屈曲して横三日よこみつか町に至る、長さ一町二六間・幅三間、家数一〇(新編会津風土記)。杣とは材木を伐り出す山で、また木こりのことを杣人といった。元和七年(一六二一)の弥勒寺本蒲生家分限帳(町名の由来)には、杣三右衛門ほか一五名が三人扶持に米七石ずつ、杣弥右衛門後家が一人扶持を給されたと記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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