杣木俣村(読み)そまきまたむら

日本歴史地名大系 「杣木俣村」の解説

杣木俣村
そまきまたむら

[現在地名]今庄町杣木俣

田倉たくら川の最上流にあり、四周を山地に囲まれ、南は谷間を経て瀬戸せと村に通ずる。慶長一一年(一六〇六)頃の越前国絵図では「たくり部都部べとべ郷」に含まれる。村名は正保郷帳にみえ、田方六九石余・畠方七〇石余。天保郷帳では元文・宝暦の大水のため七四石余を減ずる。貞享三年(一六八六)福井藩領から幕府領となるが、明和元年(一七六四)以降三河国西尾藩領。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android