来離る(読み)キハナル

デジタル大辞泉 「来離る」の意味・読み・例文・類語

き‐はな・る【来離る】

[動ラ下二]今までいたところを離れる。
青丹あをによし奈良を―・れ」〈・四〇〇八〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「来離る」の意味・読み・例文・類語

き‐はな・る【来離】

  1. 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙 もと住んでいた土地を離れる。
    1. [初出の実例]「あをによし 奈良を伎波奈礼(キハナレ) 天離る 鄙にはあれど わが背子を 見つつし居れば」(出典万葉集(8C後)一七・四〇〇八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む