東オーストラリア海流(読み)ひがしオーストラリアかいりゅう(その他表記)East Australian Current

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「東オーストラリア海流」の意味・わかりやすい解説

東オーストラリア海流
ひがしオーストラリアかいりゅう
East Australian Current

オーストラリア東岸に沿いタスマニア沖まで南下南緯 40°付近で西風皮流に合する海流。オーストラリア東方に達した太平洋南赤道海流の一部で,南太平洋における反時計回り環流の西側部分を構成し,北太平洋における黒潮に相当するものである。流速の季節変化が大きく,夏には1ノットと特に速くなり,一部がオーストラリア南岸沿いに西流しインド洋に入る。幅約 100~200km ,輸送量は1秒あたり 30×106m3 といわれる。

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海の事典 「東オーストラリア海流」の解説

東オーストラリア海流

南太平洋の亜熱帯循環西岸境界流で、オーストラリア東岸沿いに南下する海流。北太平洋の黒潮に対応する海流であるが、黒潮ほど強くなく、流速はシドニー 沖の最も強いところでも1.5m/sを越えない。 (永田

出典 (財)日本水路協会 海洋情報研究センター海の事典について 情報

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